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高齢者におすすめのレクリエーションゲーム20選!効果と注意点まで解説

2019年07月31日

デイサービスや老人ホームなどの高齢者向け施設では、脳の活性化や身体機能の維持向上を目的として、様々なレクリエーションゲームが行われています。
この記事では、高齢者に喜ばれるレクリエーションゲームを行いたいと思っている介護スタッフの人に向けて、レクリエーションゲームを行う目的や注意点について解説します。また、おすすめのレクリエーションゲームも20個紹介します。
高齢者に喜ばれるレクリエーションゲームを見つけて、ぜひ介護の現場で役立てください。

高齢者向けレクリエーションゲームの目的

高齢者向けのレクリエーションは、主に生活の質の向上を目的として行われるものです。ここでは、その目的について詳しく解説します。

脳の活性化

レクリエーションには、クイズや言葉遊びなど、頭を使って考えなければいけないものが数多くあります。また、折り紙のように指先を使うものも行われています。頭や指を使うことに伴う脳を活性化したり、認知症の予防や抑制する効果も期待できます。また、脳が活性すれば情緒の安定にもつながり、安眠できるといった効果もあるとされています。

身体的機能の向上

レクリエーションによっては軽く体を動かすものもあり、高齢者の身体機能などの日常生活のための機能の維持や向上も期待できます。また、音楽に合わせて歌を歌うようなレクリエーションでは口腔機能や肺機能の向上の効果もあるでしょう。さらに、口腔機能が向上することで、食事も食べやすくなるというメリットもあります。

コミュニケーション能力の維持

レクリエーションの中には複数人で行うメニューもあるため、活動を通してたくさんの人とコミュニケーションがとれます。時間やレクリエーションの楽しさ、成功した時の喜びを仲間と共有することで、孤独感や喪失感を和らげることもできるでしょう。
認知症の原因の1つにコミュニケーションの少なさがあるとも言われています。コミュニケーションをとることは高齢者の生活向上のためにも欠かすことができないものです。

高齢者におすすめのレクリエーションゲーム20選

ここからは、高齢者にオススメのレクリエーションをテーマ別に20個紹介します。簡単に行えるものも多くありますので、ぜひ参考にしてみてください。

脳を使うレクリエーションゲーム5選

脳を使うゲームは、脳の活性化が期待でき、認知症の予防や進行鈍化の効果があるとされています。

ビンゴ

ビンゴは介護施設だけでなく、広く行われているレクリエーションです。通常のルールで行っても構いませんが、ビンゴ用紙を参加者に作ってもらう、数字ではなくテーマに対する単語を自分で考えて書き込んでもらうといったルールにすると、より頭を使うことができます。
また、ちょっと変わったビンゴとして、ピンポン玉を使ったゲームもあります。

しりとり

しりとりは自分の前に出てきた単語を覚え、それに応じて適切な単語を考えることで、頭を使えます。また、3文字限定しりとりや地名限定しりとりなどルールを設けることで、より難易度を高められます。

なぞなぞ

なぞなぞは回答を導くために想像力を駆使する必要があるため、こちらも頭をたくさん使えます。また、考えた末に正解を導き出した時のすっきり感は非常に気持ちのよいもので、メンタル面にも効果があります。

逆文字ゲーム

逆文字ゲームは上下左右が逆になったひらがなを見て何が書かれているのかを当てるゲームです。シンプルですが頭の中で文字を反転させて考えなければいけないため、脳を刺激できるでしょう。

トランプ

トランプの中でも記憶力が求められる神経衰弱は脳のトレーニングとしてもぴったりです。ルールも簡単で、やったことのある人も多いゲームなので気軽に行えます。

体を動かすレクリエーションゲーム5選

体を動かすことで、運動不足を解消できるほか、身体機能の維持向上も可能です。また、ストレス発散にもなります。

ジェスチャー

お題に対して、スタッフがジェスチャーを行い、何を表現しているのかを参加者が当てるというシンプルなゲームです。盛り上がりやすく、また、ジェスチャーを見て考える必要があるため頭を使うゲームでもあります。

風船バレー

風船を使って行うバレーです。バレーボール同様2つのコートに分かれて勝負するのもよいですが、丸い輪を作ってラリーが何回続くかチャレンジするのもよいでしょう。また、風船を2つにすると難易度も高くできます。

ラジオ体操

ラジオ体操は約3分という短い時間で体を動かすことができるため、参加者の負担もあまりありません。また、座っても行えるので、車椅子の人でも体をしっかりと動かせます。

お手玉

一般的な高齢者は幼い頃にお手玉で遊んだ人が多く、昔のことを思いだせるレクリエーションだと言えます。お手玉を投げる力加減やキャッチするタイミングなど指先や集中力を必要とします。

ボーリング

ボーリングといっても、ピンはペットボトルを使用すると手軽です。ペットボトルは透明なので、カラーテープを巻いてわかりやすいようにしましょう。狙いを定めたり、ボールを投げる際に集中力が必要となります。慣れてきたら下記動画のように足でやってみるのもおすすめです。

指を使うレクリエーションゲーム5選

指先を使用すると集中力が高まるほか、脳の機能が活性化されるといったことが期待できます。

指体操

指を様々な形に動かす体操です。一見すると簡単そうに見えますが、真似をしようとしても意外と動かし方がわからなかったり、うまくできなかったりするので盛り上がります。座ったままで手軽にできるため、レクリエーションとしても導入しやすいです。

折り紙

折り紙は多くの人が経験したことのある遊びです。鶴や飛行機、様々な動物など紙を細かく折っていくだけでも指先をかなり使うことになります。また、作った作品は施設で展示するなどすれば参加者のモチベーションにもなるでしょう。

塗り絵

絵を描くことは難しくても、色を塗ることはそれほど難しくはありません。手を動かすことに加えて、色を塗る対象の形を認識し、どの色を塗るか配色も考える必要があり、手先も頭も使うことになります。下記の動画で綺麗に塗れる基本の塗り方が紹介されてるので参考にしてみてください。

あやとり

あやとりは指先で様々な形を作る伝統的な遊びです。高齢者の中にも慣れ親しんだ人が多くいるでしょう。普通にあやとりをするだけでもレクリエーションとしての効果はありますが、歌を歌いながら行う、といったように条件を加えるとより難易度が高くなり、さらなる効果が期待できます。

おはじき

おはじきは100円均一ショップでも購入でき、レクリエーションとしても取り組みやすいものです。おはじきを弾く際の力加減や狙いを定める際の指の微妙なコントロールなど指先の器用さが求められます。

音楽を使うレクリエーションゲーム5選

音楽によるレクリエーションは様々な介護施設で行われています。特に歌うことは、ストレス発散や声を出すことによる心肺機能の向上などが期待されます。高齢者向けに歌詞が大きく表示される動画を選ぶと便利です。

カラオケ

カラオケは声を出すことで心肺機能の維持向上を期待できます。自分の好きな歌を歌えることで、ストレス発散にもぴったりです。

イントロクイズ

高齢者が知っている曲のイントロを流して、曲名を当ててもらうゲームです。昔の曲を思い出すことで頭を使えるほか、瞬時に回答するための瞬発力や判断力、音を聞くための集中力などあらゆる要素が必要になります。

童謡の合唱

童謡は多くの人が幼い頃に耳にしたり、歌ったことのあるものです。懐かしい歌を歌うことで、昔のことを思い出すことができます。過去の記憶を引き出すことは、脳を刺激し活性化させてくれます。

歌って脳トレ

歌を歌うだけでなく脳トレを加えることも可能です。例えば、歌いながら手拍子をするなど2つのことを同時に行うのも効果的でしょう。また、歌詞を覚えたうえで歌詞カードの一部を空白にして歌詞を覚えているか挑戦するといったゲームもおすすめです。

簡単な打楽器の演奏

楽器の演奏は体を使うため、身体機能の維持向上が期待できるほか、楽器を叩くタイミングなど、曲をよく聞き集中する必要があり、頭も使います。また、複数人での演奏は一体感を感じられるでしょう。 ペットボトルを使ってたいこを作るなど、楽器自体も自作するのもおすすめです。

高齢者向けレクリエーションゲームを行う際の注意点

レクリエーションはとりあえず行えばいいわけではありません。レクリエーションを行う際におさえておきたい注意点について解説します。

敬意を忘れない

レクリエーションを行う側はついつい参加者を老人扱いしたり、子供に接するような態度をとってしまったりすることがあります。しかし、参加者にもプライドがあり子供のような扱いを受けることで傷ついてしまいます。これは認知症の人に対しても同じです。そのため1人1人に対する敬意をしっかりと払うようにしましょう。

自信がつく程度の難易度にする

レクリエーションの難易度が高すぎると、参加者はうまくできない自分に対して自信を喪失してしまいます。一方で簡単すぎるとバカにされていると思い傷ついてしまいます。失敗と成功のバランスを考慮して難易度を調整する必要があります。

本人の意思を尊重する

高齢者の中には、レクリエーションに参加したくない、という人もいます。そういった人に対しては、強制参加にするのではなく、本人の意思を尊重して不参加を認めるようにしましょう。無理強いをすると余計にレクリエーションが嫌いになってしまいます。

安全性に配慮する

レクリエーションで最優先となるのは、参加者の安全を確保することです。特に道具を使う時、体を動かす時などは職員がしっかりと見ておくようにしましょう。

大きな声で分かりやすくルールを説明する

高齢者の中には聴力が低下している人も少なくありません。そのため、レクリエーションのルールを説明するときは大きな声で行うようにしましょう。声が小さいと正しくルールを理解できず、レクリエーション自体がうまく行えなくなる可能性があります。

まとめ

この記事では、高齢者におすすめのレクリエーションをテーマ別に紹介しました。指先を使うもの、頭を使うもの、体を動かすものなどレクリエーションの種類は多岐にわたります。施設の設備や参加者の人数に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。また、レクリエーションの内容に関しては事前に職員が動画などでチェックしておくなどの準備も必要でしょう。

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